9月1日東京パラリンピック・ボッチャ個人戦で日本人初の
金メダルを獲得した杉村 英孝選手は伊東出身です。
ボッチャ日本代表で世界ランキング2位の杉村選手は、
個人戦決勝で前回リオ大会金メダリストのボンサー選手と
対戦し、5-0で勝ったのです。
終始、冷静に試合を進める姿は見事でした。
ボッチャは、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに
赤と青の持ち球を順番に投げて、いかに白いボールに近づけるかを
競います。
投げたボールが白いボールに「ビタっと」くっつく凄技が出ると
応援も「ビッタビタ!」と盛り上がりました。
また杉村選手の「スギムライジング」は、白ボールと相手ボールが近くて
不利な時、白ボールの上に自分のボールを乗せる必殺技です。
4日の団体戦でも、主将として活躍し銅メダルを獲得。
チームメンバーと一緒に、日本中に感動を与えてくれました。
今回のパラリンピック大会で初めて知りましたが
ボッチャは男女混合で、投げる他、蹴っても良いのですね。
3位決定戦で相手チームの選手が、足で正確にボールを
コントロールしていて驚きました。
手や足が使えない選手は、アシスタントに指示をして
器具を使って参加していました。
パラリンピック大会では、どの競技も国籍にかかわらず感動しました。
選手の方々の努力の賜物です。
杉村選手同様、静岡県出身で活躍した3人の選手を紹介します。
佐藤 友祈選手(藤枝市出身)陸上男子 400メートル 金・1500メートル 金
杉浦 佳子選手(掛川市出身)自転車競技 ロード 女子タイムトライアル 金
ロード 女子ロードレース 金
鈴木 孝幸選手(浜松市出身)競泳 男子100m自由形 金・男子200m自由形 銀
男子50m自由形 銀・男子50m平泳ぎ 銅
男子150m個人メドレー 銅
4人には県民栄誉賞が贈られるそうです。