大相撲1月場所が終わりました。
やはり声援があると盛り上がりますね。
静岡県出身の力士も頑張りました。焼津市出身、前頭三枚目の翠富士。熱海市出身、十両三枚目の熱海富士です。共に伊勢ヶ濱部屋に所属。
横綱 照ノ富士と同部屋です。楽しみが増えました。
頑張っている若者は応援したくなりますね。
ところで、ふと翠富士の「翠」という漢字を調べてみました。
「卒」は「混じりけがない」の意味で、これに「羽」が組み合わさって「混じりけのない綺麗な羽をもつ鳥」の意味になり「翠=カワセミ」を指すようになったそうです。
メスのカワセミを「翠」といい、「ミドリ」の読みが当てられ「緑色、萌黄色」の意味が生まれました。オスのカワセミは「翡」。意外にもこちらは「アカ」色のことらしいです。
「翡翠」と書いて「ヒスイ」と読むのが一般的ですが、「カワセミ」と読むこともあるそうです。また「翠」は一文字でブッポウソウ目カワセミ科の鳥「カワセミ」を意味するとありました。カワセミがブッポウソウ目だとは知りませんでした。
「ブッポウソウはブッポウソウと鳴かない」で有名?な渡り鳥です。
平安時代に、その鳴き声から「ブッポウソウ」と名付けられました。
しかし昭和になってから「ブッポウソウ」と鳴くのは「コノハズク」だと判明したのです。
瑠璃色の神聖な鳥が、夜になると有難い「仏法僧(ブッポウソウ)」と鳴くのだと信じられてきたのです。コノハズク(フクロウの種類)は夜行性なので気づかれ難かったとしても1000年も間違えられていたのはビックリです。