今朝、店を開けて外掃除に行きました。
帰ってくると、店の前に小さな鳥がいるではありませんか。
思わず足が止まりました。
ガラス戸に頭をくっつける様にして動きません。誰?
迷子のヒナかと思いましたが、秋には変ですよね。
どうやら間違えて透明のガラス戸に突っ込んでしまったらしい。
理由は不明なのですが、何度となく鳥の衝突事故が起きます。
少し脳震盪を起こしているのか、動きません。
早く保護しないとカラスに見つかったら大変です。
軍手をして、そっと両手で包んで軽トラックの荷台に置きました。
片手に乗るほどの小さなウグイスです。少し驚いた様子ですが、ケガもなさそうです。
かわいいので思わず写真を撮りました。
ウグイスは臆病で、普段はめったに姿を見せません。
すぐそばで声は聞こえますが、木の葉の間に動く様子は見えても
ハッキリ見える場所には出て来ません。
春以外の季節、ウグイスはやぶの中で「ちゃっちゃ」と鳴きます。
この辺りでは、それを「やぶちゃっちゃ」と呼ぶのです。
近くの電線にカラスが来たので、慌てて追い払い振り向くと
突然ウグイスが飛びました。
お隣の駐車場へ落ちて、また飛びます。
ぶつけたショックで上手く飛べないのかも知れません。
何とかお隣の広いお庭に飛んで行きました。
そこなら木や草もあり安心です。どうぞお大事にね。
伊東では、すぐ近くで野鳥を見ることが出来ます。でも流石に
普通のカメラではお見せできる写真は撮れません。
事故に遭ったウグイスには気の毒でしたが、偶然の出会いに
ちょっと感謝したい思いです。